ご挨拶

紫陽花の美しい季節になりました。みなさまは安全にお過ごしでしょうか。
リフレッシュ工房は新しい生活様式のもと、活動を継続できております事、感謝してご報告申し上げます。

今回のコロナ禍では、平時には無意識であった日常の数々を改めて考えさせられました。
新しい時代への大きな転換期か、と思います。また、忘れていた先人の智恵が、歌や昔話の形でふと甦る時があり印象的であったりします。
 
むかし、ある者に天国と地獄について見学する機会がありました。まず地獄へ行くと、ちょうど食事の時間でした。意外にもご馳走は十分にあって、人々が長い箸を持ち食卓に集まっていました。1メートル以上の長い箸を動かして食べようとするのですが、どうしても自分の口に届きません。イライラして怒りだす者もいる。それどころか他の者がつまんだ料理を奪おうとして争いが始まったのです。
次にその者は極楽へ向かいました。極楽でも食事が始まりました。長い箸でご馳走を前にした人々は、手前の料理をはさみ「どうぞ」と言って自分の向こう側の人に食べさせ始めました。相手はお礼を言って「あなたは、何がお好ききですか」と他の人の口へ運んでいました。お腹がいっぱいでした。
普通の人々は両方に住んでご飯を食べていることでしょう。
これからも、前を向いて、ものづくりや食にかかわる活動を通じて進んで参りたいと思います。宜しくお願い申しあげます。
         
令和2年6月    
NPO法人リフレッシュ工房
施設長  由良洋子

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